南会津のジムニー乗り

南会津をジムニーで駆け回る。地域おこし協力隊の男の話。

JB23のグリルに「SUZUKI」ロゴを付けたい。

相も変わらずまたジムニーのお話。

 

思えば、昨年の秋のこと。

 

大学4年の僕は、北海道からフェリーに揺られ仙台港へ。

レンタカーを借り、南会津まで下道で向かうという貧乏計画を遂行していた時のこと。

 

休憩がてら入ったセブンイレブンでタバコを吸っていると

目の前にカスタムされた新型ジムニーが駐車してきた。

 

そのジムニーのフロントのロゴが

JA11についていた「SUZUKI」のロゴになっていたのである。

 

 

「カッコよすぎワロエナイ」

 

 

完全に心を打たれた僕は

 

ジムニーを買ったら絶対に真似してやるっっっっ!!!!!

 

と心に決めたのだった。

 

 

時は流れて現在。

 

 

調べると、新型のジムニーは、

オプションで「SUZUKI」ロゴのグリルに変更が可能らしい。

 

だけど、僕のジムニーは1モデル前のJB23。

ましてや中古。

 

んんんんんんんでも僕も真似したいーーーーー!!!!!!

 

 

よし。グリル全部とっかえて無理やり作っちゃえ。

 

 

貧乏ジムニー乗り、意を決して楽天でポチりました。

 

 

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JB23 メッシュフロントグリル ¥6,480   (安すぎて不安だった)

 

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JA11C ジムニー純正フロントエンブレム ¥2,683

 

 

さあ物は揃ったぞ。

 

でも、このエンブレム

裏に5mm程の長さの爪が2本ついているだけ。

 

どうやって取り付けようか迷いました。

その結果、ホームセンターにて

 

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100mmのステーを2本

ステーの穴に合う、ボルト止めの平頭ネジ4本

そして

3Mの外装用強力両面テープを購入

 

このほかに

塗装用の下地スプレー

塗装用のカラースプレー(なんちゃらブラック)

仕上げ用のクリアスプレー     も準備。

 

よーし揃ったぞ。

 

これで、いざ勝負じゃーー!

 

作業①:グリルを塗装する

 

グリルの色をどうしようか迷った結果

「SUZUKI」エンブレムの白を映えさせるため

全て真っ黒に塗装することにしました。

 

しかし

ここで、グリルを観察すると・・・

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メッシュの作りがかなーり雑

 

なんだか全体的にヘニャヘニャで波打ってるし。

 

安いから不安ではあったけれど、もう少しなんとかならんかったかね。

 

まあ、来てしまったものはしょうがない。

 

 

 

下にダンボールを敷いて、下地スプレーをシューーーーー!

(乾燥挟んで計2回)

 

ブラックスプレーをシューーーー!

(乾燥挟んで計3回)

 

クリアスプレーをシューーーー!

(乾燥挟んで計3回)

 

初心者なのでこんなもんです。笑

 

手作業感は否めないものの、一応塗装作業は完了!

(写真撮り忘れました。ごめんなさい)

 

作業②:エンブレムを取り付ける

 

続いて、メッシュ部分にエンブレムを取り付けていきます。

 

まず、エンブレムを適当に当ててみて、位置を確認します。

 

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               (イメージです。本当はもっと正確にやります。)

位置の目安を定めたら

赤線の範囲内に隠れるように、ボルトでステーを取り付けます。

 

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こんな感じです。

 

取り付けが完了したら、ステー表面に強力両面テープを貼り付けます。

 

ここで、ステーを止めたボルトの頭に凹凸があると、エンブレムの取り付けが

安定しなくなるので、できるだけ平頭のボルトを使用することをお勧めします。

 

両面テープを貼ったら、上からエンブレムをペタ!!

 

しっかりつきました。

なお、不安な方は、エンブレム裏に接着剤で補強してもいいと思いますが、

塗りすぎると、プラスチックが白く変色しますのでご注意を。

 

これで、新グリルの加工は終了!

 

作業③:古いグリルを外す

 

もともと車についているグリルを取り外します。

 

最初にボンネットを開け、バーで固定。

 

グリルは上部の

 

左に一つ、右に二つのクリップで固定されているので

このクリップを取り外せばグリルが取れます。

 

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マイナスドライバーを使って、ネチネチとゆっくり。

ここで焦ると、クリップが折れてご臨終するので注意です。

 

クリップが3つ取れたらグリル取り外し完了!

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あとは逆の手順で、新しいグリルを取り付けていきます。

これで、全ての作業が終了!!

 

 

完成図

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かっちょいいーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ど素人の思いつき加工にしてはかなり上手くできたんじゃないでしょうか笑!

 

念願だったグリルの取り付けが完了して、最高の気分です。

 

値段もそこまで高くなく、なおかつあまりやっている人がいないカスタムなので

是非オススメです。何よりかっこいいしね。

 

だんだんと、僕のジムニー君に個性が出てきました。

楽しくてしょうがないです。

 

 

さて、次はというと

実はかなり大きな注文をしており、今週末にそれが届く予定です。

 

結構攻めた作戦に出ているので

これも、記事として書いてみようと思います。

 

ではでは!

地域おこし協力隊って結局なんやねんのお話。

ジムニーのお話はいったん置いといて、今回は僕のお仕事についてちょろっと書いてみます。

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僕は現在、福島県南会津町の地域おこし協力隊として活動しています。

 

もともと、出身は青森県青森市

家から海までチャリで5分の環境で育ち、物心つく頃には釣りバカに成長。

 

高校卒業後、もっと自然と遊びたい(釣りがしたい)&教員免許が欲しいという理由で

北海道の某大学に進学。

 

大学4年。まわりのみんなが就活が始める時。

完全にアウトドアにとりつかれた僕は、自然の中で生きたい気持ちが抑えられず。

 

自分自身で、新たなアウトドアの活用に挑戦できる職はないか模索するも、

そんな都合の良い仕事はあるはずもなく、路頭に迷う。

 

そんな時、縁あって福島県南会津町に遊びに行く機会ができ

町中をウロウロした結果、この町の環境に一目惚れして移住を決断。

 

たくさんの方々のご協力のおかげで

「アウトドア・スポーツツーリズム」

のミッションの元、地域おこし協力隊として採用していただき、

兼ねてから挑戦したかったミッションを達成するため、町中を駆け回っています。

 

 

直近の活動としては

・町にある山の登山道調査(倒木の除去、登山道の安全性の確認)

・豪雨災害で破損した川沿い遊歩道の整備活動            などなどです。

 

本来であれば、町のお祭りや行事、各種イベントに参加して

たくさんの人とお話をしたかったんですが、なんせコロナの影響で軒並み中止。

 

 

できることを探し、いろいろなところに出没しては、情報を吸収している毎日です。

 

 

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会津、尾白山の山頂の一枚。仕事で登山なんて素晴らしすぎる。

そんなこんなで、現在のぼくの職業になっている「地域おこし協力隊」

 

ただ、ネットで”地域おこし強力隊”と調べてみると

堅苦しいこと解説がズラーーーーーーっと並んでいて

 

「いや、結局なんやねん」ってなることが多いような気がします。

 

なので、実際に地域おこし協力隊として活動して2か月経ったぼくが

実体験をもとに、できる範囲で実情を書いていきたいと思います。

 

 

1.地域おこし協力隊の概要 

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地域おこし協力隊の概要を超ざっくりと説明すると

 

”人が減り、おじさんおばさんしかいなくなった地域を、地域外からの助っ人がなんとかする”

 

ってことです。ほんと超ざっくりですけど笑

 

 

そしてそして

 

 

いろいろな場面で言えることだと思うのですが

 

自分の身近な問題の解決策を練る時って

”一見全く関係ない立場の人から面白い解決策が生まれること”が多いように感じます。

 

 

地域おこし協力隊においても根底にはその考え方があって、

 

例を挙げれば

Aという地域に対し、地元の人は

「こんな場所、山と川があるくらいで、本当に何にもないよ・・・」と捉えていても

他地域の人から見れば

「この場所は、素晴らしい山と川があるから、いろいろなことに挑戦できるのでは??」

というように、地元の人には無い視点で考えることができ得ると思うんです。

 

 

つまり、地元の人にとっては当たり前のことが、

他者にとっては非常に価値のあることだったりするんです。

 

この活動を、本気でやってみようぜってのが、地域おこし協力隊の任務だと思ってます。

 

他には似た例が無いような、興味深いお仕事ですよね。

 

そして、活動の最長任期は3年間です。

3年間で、地域の課題を見出し、改善していこうというのが、地域おこし協力隊の概要です。

 

 

 

2.実際の活動内容

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会津イワナ。そろそろ釣りの事も書きたいな。

 

活動内容については、実際のところ十人十色です。

 

例えば、地域の伝統文化を継承する役割を担う隊員は

自身で文化を学んだり、魅力を発信すること。

最終的には、自分が文化の後継者になることが主な活動内容になります。

 

また、僕のように、他地域からの訪問者を増やしたり

自然の魅力を再発見することが役割の隊員は

町中を駆け回ってまだ見ぬ自然を発掘したり、アウトドアガイドに挑戦してみたりする事が

主な活動内容になります。

 

ですので

「ぼくは・・・・が大好きだ!!」とか

「この分野なら誰にも負けないぞ!!」というような強みがあれば

地域おこし協力隊はこれ以上ないお仕事になります。

 

ただ

 

裏を返せば

 

”あまりやりたいことがない人”とか、”とりあえず田舎に住んでみたいような人”は

おそらくお仕事で路頭に迷います。

 

地域おこし協力隊は

世間の一般的な仕事のように、自分のすべき事が提示されるわけではないので

自分で興味があること、意欲を持って取り組めることがなければ

何をすればいいのかが分からなくなってしまうと思います。

 

ですので

 

単純そうで意外と複雑なのが、地域おこし協力隊というお仕事だと僕は考えます。

 

 

 

3.地域おこし協力隊のお金事情

  

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タラの芽とコシアブラの天ぷら。

この点に関しては、地域によって実情は様々ですので、はっきりしたことは言えませんが

 

おそらく、お金は厳しい生活になる場合がほとんどだと思います。

 

 

僕がこれまでに調べた例をまとめると

手取り13〜16万円/月が大半です。(予想にすぎませんよ)

 

 

しかしながら

自分がやってみたいこと、興味があることに挑戦できて

毎月お給料がいただけるという条件は、非常に魅力的だと考えています。

 

あと

田舎に来ると、お金を使う場所がありません。(趣味等は別ですよ)

僕も、大学時代は毎日コンビニでご飯を買っていましたが、

ここ最近は月に一度行くか行かないかまで利用頻度が減りました。

や、というか最寄りのコンビニまで車で40分なので行く気が起きません。

 

ですので、金銭感覚は

都市部のそれとは全くちがうものになります。

 

 

「もう少しもらえるなら嬉しいけど、別にしんどくはない」

 

っていうのが僕の今のところの感想です。

(単身での感想ですので、配偶者やお子さんがいる方は相当厳しいものがあると思います)

 

 

 

まとめ

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以上が、地域おこし協力隊として2ヶ月がたった僕が語れる内容です。

 

 

多分これから先、いろいろな新しい発見があり

 

もっとディープな、地域おこし協力隊の実情に直面するかと思います。

 

 

現場のリアルと向き合い、少しでも地域の力になれるよう

自分が選んだ職業を全力で全うしていきたいと思います。

 

そして、この恵まれた環境を、精一杯楽しみたいと思います。

 

長々と失礼しました。

ありがとうございました!

1本のポスカが、貧乏ジムニー乗りを救う。

僕はお金がありません。以上です。それでは。

 

 

 

なんて冗談はおいといて。

こんにちは。南会津ジムニー乗りです。

 

 

先日、JB23のトランクルームフラット用テーブルを作成し

釣り道具の積み込みが非常に楽チンになりました。

 

やはり、自分の愛車をカスタムしていくと

運転が楽しくなり、毎日がワクワクしますね。

 

そして、「次はどこをイジってやろうかな〜」なんてことを

24時間年中無休で考え始めるようになります。

 

 

 

 

ここで冒頭の問題にぶち当たるのです。

 

「お金がない」

 

頭の中では、僕のジムニーが、いくつものカスタムで”ゴリニー”になっていくという

理想が着々と進行しているのですが、現実問題、金銭面がハイパーきつい。

 

ネットでカスタムの部品を見ていても、かっちょいい!!と感じる商品ほど

お値段が跳ね上がる。

 

万年金欠大魔神の僕には、なかなか厳しいものがあるのです。

 

 

しかし

 

 

ネットを漁った結果、カスタムの一例として興味深いものを発見しました。

 

「タイヤのホワイトレター化」

 

ひと昔前に流行したホワイトレターを、自分で作っちゃおうというカスタム。

しかも、専用品ではなく、ポスカでもできるというスンバラシイ情報が。

 

金欠大魔神、動きます。

 

今回は、お試し気分でスペアタイヤのホワイトレター化に挑戦しました。

 

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※これが純正のジムニーのお尻。物足りなさが否めない。個人的に。

 

用意するもの

ポスカ〈白〉×1 (160円くらい)

ポスカ〈黒〉×1   (160円くらい)        合計 320円くらい。最高かよ。

 

作業① タイヤを脱脂する

ホワイトレターに取り掛かる前に、タイヤに付着している油分を取り除きます。

 

これをしないと、インクがうまく付着しなかったり、すぐに剥がれたりするんだとか。

とっても大事な作業みたいです。

 

本来ならば、パーツクリーナーなんかで脱脂するのですが、僕は極力費用を抑えたいので、

食器用洗剤とスポンジで優しくふきふきしました(笑)

 

この方法がよろしいかはわからないので、真似される方は自己責任でお願いします。

 

脱脂が終わったら、タイヤの水分が完全に乾燥するまで待ちます。

焦らず、のんびりいきましょう。

 

作業② 白のポスカでペイントしていく

タイヤが乾燥したら、いよいよポスカで色つけしていきます。

デザインには、文字全てを白く塗るパターンと、文字の縁だけを白くなぞるパターンの

2種類があるのですが、僕は後者のパターンで挑戦しました。

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タイヤが汚いのは見逃してください。

 

この時点でかっちょよくてテンション上がってます。

 

このペイントは、一回塗っただけでは白の発色が弱いので

インクが乾いた後に二度塗りして仕上げます。

 

僕がペイントしたのは

BRIDGESTONE  DUELER H/T』の計20字。

 

一周塗り終わる頃には、最初の部分は乾いているので、そのまま2周目に突入します。

 

しかしながら、できるだけはみ出さないようにペイントしていくので、かなり神経使います。

なめてかかったら結構疲れました。

 

作業③ 修正部分を黒いポスカで塗る

はみ出してしまった部分や、いまいち気に入らない部分を

黒いポスカでちょんちょんっと修正していきます。

 

僕は奇跡的にはみ出しがなかったので、今回は出番がありませんでした。

 

ただ、念のためポスカの準備はしておくことをオヌヌメします。

 

作業④ かっこよさに浸る

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これで全作業は終了です。

 

 

この見た目で総額320円は控えめに言って激アツ。

金欠ジムニー乗りの僕にはうってつけのカスタムです。

やってみてよかった。

 

ホワイトレター化の注意点

他のペンなんかで塗った場合はわかりませんが

ポスカでペイントした場合、約1か月程でペイント部分が黄ばんできます


これはもう自分でペイントする場合の宿命なようです。

ですので、色褪せが目立ってきたら、定期的に再ペイントする必要があります。

まあ、車をイジる機会が増えると思えばたいしたことはないですね。

 

まとめ

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正直、始める当初は半信半疑でしたが、作業を終えると気分は最高潮。

 

ちょっとした工夫で、リアのイメージがガラッと変わりました。

 

もしも願いが叶うなら、ホワイトレターのゴリゴリM/Tタイヤを背負いたいのですが

320円でなんちゃってVer.ができるなら、大満足です。

 

 

さ、次はグリルを思いっきりイジってやろうかなーー??

 

ではでは、

読んでくれた方、ありがとうございました!

ご参考になれば幸いです!

ジムニーの荷室を釣り用に改造したい。

会津移住から相棒になったJB23

 

新型のジムニーをよく町中で目にするようになり、購入も考えましたが

噂によると納車が2年待ちだとかなんとか・・・(カッコいいもんなあ)

 

それなら、中古のJB23を買って思う存分イジイジしてやろうということで

購入を決めました。

 

ちなみに僕のジムニー

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・JB23 4型 FISフリースタイルワールドカップリミテッド モデル

・5速MT

・走行距離 11,5000km(購入時)

 

という感じです。

 

 

黒いボディカラー、撥水加工シートカバー、運転席シートヒーターの機能に惚れました。

 

 

本来、FISモデルのジムニーであれば、フロントに、メッキ調のアンダーガニッシュがついているはずなのですが、僕のにはついていません。おそらく、前のオーナーさんか誰かが外したのでしょう。

 

 

さて、紹介はこの辺にして、僕が気になっていたJB23の弱点を挙げます。それは、

 

・車内が狭いこと

・後席を倒すと、荷室との間に段差ができること  です。

 

まあ、軽という特性、圧倒的悪路走破性という観点を考えれば、車内が狭いことは必然なので、そこまでネックには感じないですかね。

 

おそらく、僕を含め、アウトドアの趣味をお持ちのジムニー乗りの方々は、”遊びの車”と割り切って、後席は倒すor撤去して、ラゲッジスペースを確保している例が多いと思います。

 

ただ

 

荷室と後席との間にできてしまう段差

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これが厄介。

 

釣りを趣味にする私にとって、車中泊というのは切ってもきれない活用手段。

可能な限り、フラットな環境で車中泊をして、翌朝からの釣りに全力で打ち込みたい。

 

よく、アイリスオーヤマツールボックスを置いて、段差問題を解消している方がいらっしゃいますが、どうせやるなら、自分だけの方法で解消してやりたいなあ・・・

 

 

ということで、できるだけ簡単に、且つホームセンターで手に入る材料だけで

荷室段差のフラット化に挑戦してみました。

 

 

材料

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9×300×900のベニヤ1枚

価格 1200円くらい/1枚 たしか

(JB23の荷室には、このサイズがビッタシではまります)

 

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600×32パイの丸棒 1本

価格 300円くらい/1本 たぶん

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WAKI産業 NRスポンジゴムマット 10mm×300mm×300mm 3枚

価格 400円ちょい/1枚 たぶん

(こいつが、後々思わぬ恩恵をもたらします)

 

このほかに

 

・釘(ベニヤ板の厚さ+20mm位の長さがあれば何でもいいと思います)

・両面テープ(一般的なセロテープくらいの幅でOK。100均のもので充分)

 

 

なお、取り付けに使用した釘は、家にあったものを使用しました。

こちらもホームセンターにて、200円しないくらいで購入可能です。

 

全部で費用は3000円程度。

アイリスオーヤマのボックスがamazonで2500円程で販売されていますので、材料費は若干高くついていますが、自作する楽しみ代として許せる範囲かと。

 

これらの材料を使って、段差の高さにあうなんちゃってテーブルを作っていきます。

 

 

手順

1.丸棒をノコギリでカットし、取り付け

 

今回はテーブルの支えとなる足を、ベニヤ板の隅に4本と、中央に1本の、計5本作成しました。各足の長さはこんな感じです。僕の適当な計測なので、不安な方は自分で計測してください笑。

〔計測は、”段差の高さ−(ベニヤ板の厚さ+ゴムマットの厚さ)”で行えばOKです〕

 

角用・・・ 112mm×4本

中央用・・・ 105mm×1本

 

この長さで足を5本作成し、下のような位置関係に取り付けます。

 

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なぜ、中央の足だけ長さが短いかと言いますと、トランク下、ジャッキ等が収納されている部分にフタが設置されており、中央の足はそのフタの上に配置するからです。

 

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また、ベニヤ板に足を取り付ける際、いきなり釘で打ち付けるとバランスが取れず不安定でやりづらいので、両面テープで仮止めをしてから作業するとやりやすいです。

 

ベニヤ板の上から、仮止めした足めがけてひたすらコンコンする簡単なお仕事。

 

丸棒のカット、取り付けも含めて30分前後で完了すると思います。

 

 

2.ゴムマットを貼り付ける

 

完成したテーブルの上に、両面テープでゴムマットを貼り付けていきます。

 

ベニヤ板のサイズが300mm×900mm、ゴムマットが1枚300mm×300mmなので、

ゴムマット3枚でちょうどベニヤ板全面が覆えるサイズになります。

 

だいたい10分くらいで完了します。

 

これで、作業は終了!

 

実際にトランクに設置してみます。

 

 

完成図

 

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いいじゃない。


段差もほぼなく、完璧とまでは言わないがガタつきもない。

中央に足を配置したおかげで、ベニヤ板のたわみもなく、ある程度の強度も確保。

少なくとも、車中泊をする時、頭or足を置いても全く問題なし。

(テーブル下に収納しているのは、My工具ボックスです。奇跡的にサイズがぴったり)

 

 

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トランク両サイドに設けられている小物入れにも干渉せず、開け閉めも可能。

 

 

 

割とテキトーに作りましたが、予想以上にいいものが作れたので、満足満足。

 

さらに、もともと見た目を良くするためにと思い貼ったゴムマットが、思いもよらぬ活躍を見せます。

 

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ロッドを、上の写真のように収納することで、うまい具合にゴムマットにグリップエンドが吸い付き・・・

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舗装路を走る程度なら十分ずれないグリップ性を発揮!

 

 

林道を走る渓流釣りとかならさすがに厳しいものがありますが、「ちょっとそこらの野池まで」とか、「漁港に釣りに行くぜ!」位なら、この収納方法で十分移動が可能です。

一応、ズレないように、バーとロッドの接触部分をうまいこと固定できればもう完璧かな。

 

 

まあ、スズキ純正やinnoが出しているロッドホルダーを取り付けるに越したことはないので、お金がある方はそっちの方が絶対安心だと思います。笑

あくまで僕のやつは、なんとなく作ったらこんなのもできるじゃん?みたいな付録なので。

 

 

 

まとめ

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3000円で、なおかつホームセンターにあるもので、思いのほかいいものがつくれました。

 

各ショップには、もっと完成度の高いフラットキットがたくさん販売されていますが、やっぱり自分で作ると愛着が湧きますね。

 

既製品を買って、ガタつきがあったり、作りが雑だったりすると「なんじゃこの製品!」という気持ちになりますが、自分で作ったものなら「ふん。まあなんとかなるか。」っていう気持ちになります。

 

 

あれもこれも、自分で色々なカスタムが可能なJB23。乗れば乗るだけワクワクさせてくれる最高の車を相棒にでき、楽しい生活を送れています。

 

次は、スペヤタイヤをああしてこうして・・・

 

 

 

ではでは、読んでくださった方、ありがとうございましたー!

 

南会津のジムニー乗り 自己紹介

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こんにちは、”南会津ジムニー乗り”です。

 

 

私は、2020年現在、

福島県南会津町にて、地域おこし協力隊として活動しております。

 

 

林道が多い南会津町を駆け回るため、趣味である釣りを全力で楽しむため、

つい先日に中古のジムニー(JB23)を購入しました。

 

 

このブログでは、愛車のJB23のカスタム遍歴や、趣味である釣りの記録

そして、地域おこし協力隊として田舎を駆け回る男の日常などなどを

 

 

不定期で更新していきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。