南会津のジムニー乗り

南会津をジムニーで駆け回る。地域おこし協力隊の男の話。

人からお金をいただくということ。

最近お気に入りのお酒は淡麗の350ml缶。

暑くて昼から呑みたい、南会津ジムニー乗りです。

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先日の記事で紹介しました

渓流ルアーフィッシングスクール&フィールドガイド。

 

開講当初は

「3名くらい来てくれたら嬉しいな・・・」なんて思っていたのですが

予想以上に予約のお電話をいただきまして、

 

現在までに6名の方のガイドを担当させていただきました。

また、9月にも、複数名のご予約をすでにいただいております。

 

本当にありがたく、貴重な経験をさせて頂いております。

この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

そんな中、僕は最近

「人からお金をいただくこと」の大変さと、素晴らしさを痛感しています。

 

この感覚は、お給料や、バイト代のそれとは全く異なるような

うまく言葉で表せないものです。

 

地域おこし協力隊という職業と

釣りガイドという立場がなければ絶対に得られなかったこの感覚を

自分自身の整理を含めて、簡単にご紹介しようと思います。

 

 

 

 

『自分のスキルで、お金をいただく。』

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ガイドというのは

自身の技術、知識、安全管理能力等の対価としてお金を頂く仕事です。

 

ですので、利用されるお客様は、担当ガイドの能力に価値を見出し

「この人に頼めば楽しめる!」と期待して、ガイドを願いします。

 

故に、技術が長けていて、人としても面白いようなガイドさんには

たとえ価格が高くても、お客さんは出費をためらいません。

 

 

それに比べて僕なんかは、

会津に移住して半年も経っていないし、ガイド経験も全くないド素人。

なんなら「ガイドやってます」なんて恥ずかしくて口にできないレベルです。

 

だけど

釣りがとっても大好きで、楽しくて

そんな魅力に気づいてない人達が、釣りに出会うきっかけになりたいと強く思います。

 

このパッションと、地域おこし協力隊という立場を活用して

一応”釣りガイド”を名乗っている状況です。

 

 

そんな、端から見れば全然魅力がないような僕にも

 

「南会津のオススメの渓流を案内してください!」

 とか

「ルアーで釣ったことがありません!記念の一匹釣らせて!」

 とか

様々なお客様がガイドを予約してくださいます。

 

 

正直な話、予約のお電話をいただいた段階で

嬉しくて受話器を持つ手が震えています(笑)

 

こんなペーペーにも

お金と時間を割いてくださる方がいる事が、本当に嬉しいです。

 

だから、ガイドの日には

僕が持つものをフル活用し、なんとか南会津を楽しんでもらえるように

全力を尽くしています。

 

 

 

そしてガイド終了後

 

 

「楽しかった!またよろしくね!」

 

「頑張ってね!」

 

 

という暖かいお言葉と共に頂く500円は

 

何よりも重たく、言葉にできない程嬉しいお金です。

 

 

至らぬところもたくさんあり

ご迷惑をお掛けしている部分もたくさんありますが

 

お客様のお言葉に、本当に救われています。

 

 

もっともっと釣りに行って

もっとたくさんの人と出会って

 

自信を持って

「わしは南会津の渓流ガイドじゃーーーーーーーーーい!!!!」

 

って言えるくらいの男になります。

 

 

そして

これから先

 

どんな”ちきおこライフ”を送るかはわかりませんし

どんな生業を持つかも全く分かりません。

 

だけど

今回の釣りガイドを通して得た経験は

間違いなく、今後の人生に生きると思います。

 

自惚れることなく

日々の経験に感謝しながら

会津ジムニーで駆け回りますよ!

 

そろそろジムニーもいじろうかな!!!

では!