南会津のジムニー乗り

南会津をジムニーで駆け回る。地域おこし協力隊の男の話。

15ストラディックの不運と新たな相棒

お久しぶりでございます。

会津ジムニー乗りでございます。

 

県をまたぐ移動制限が解除され

日本も徐々に活動的になってきましたね。

 

その影響もあり、地域おこし協力隊の私は

南会津町のアウトドア観光地(登山道、遊歩道などなど)の整備・美化活動がラッシュ。

 

なかなかブログも更新できずにいました。

 

今回は、ある程度の仕事が落ち着きましたので

これまで書けなかった、釣りに関する記事を書いていこうと思います。

 

 

 

まず

一概に釣りと言っても多くの種類がありまして

 

僕が専門にしている釣りは、”ルアーフィッシング”。

 

海ではメバリング、アジング、ロックフィッシュ、ショアジギングなどを。

川では渓流〜本流トラウトを。

湖ではレイクトラウト、バスを。

 

様々な種類の魚たちをルアーで狙うために、各地を駆け回ってきました。

 

 

そして、釣りというのは道具も非常に深く面白い世界。

 

安いものから信じられない程高いものまで様々で

 

釣り人達は、自分の好みや経済事情とにらめっこしながら

お気に入りの道具を購入し、週末のわずかな時間を噛み締めています。

 

 

 

そんな釣り道具の中でも、特に

釣り人にとって大切な相棒となるものが”リール”です。

 

決して安いものではないのですが

 

世界の釣りバカ達は

より大きな魚を釣るため、より快適な釣りをするために

リールに対しては非常に繊細なこだわりをお持ちの方が多いです。僕も然り(笑)

 

 

そんな私、先日4年ぶりにリールを変えました。

また、新たな相棒を迎えるにあたり

人生初ボーナスも相まって、相当”奮発”しました。死にそう。

 

そこで今回は、先代のリールとの思い出と

新たに迎えたリールの紹介を、簡単にしていこうと思います。

 

 

『4年間相棒だった”15 ストラディック2500s”』

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アメマスとストラディック(北海道)

生まれ育った青森県を離れ、北海道の大学に入学した4年前。

 

アルバイトができるようになり、夜な夜な居酒屋でビールを運ぶ毎日。

 

お金を稼ぐ大変さを痛感しながら、頂いたバイト代を握りしめ釣具屋へ。

 

当時デビューしたてだった"15 ストラディック 2500s"を購入しました。

 

 

その頃は、ロックフィッシュをメインに釣りをしていた私。

ライトゲームを楽しみたいが、不意の道産子モンスターにも耐えるリールが欲しかった。

 

ネット情報を調べまくり、釣具屋の店員さんとも相談し、ストラディックを購入。

 

中級クラスのリールを使用したことがない私にとって

その性能は感動そのものでした。

 

巻の滑らかさ、ドラグの滑り出し、音、どれも未知の領域。

 

さらに、シルバー主体の変に飾らないデザインが

「どんな釣りでもこなしちゃうぞ!!」って感じがして、心が踊ったのを覚えています。

 

 

それからというもの、毎日のように、ストラディックと一緒に釣りに出かけました。

 

1gジグ単でガヤ(エゾメバル)と遊んだり、ライトテキサスで尺越えソイと勝負したり。

挙句の果てには、大学構内に池に住む70overの鯉と30分格闘したりもしました(笑)

 

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そんな最高の思い出を刻んでくれたストラディックに

突如最悪の悪夢が訪れます。

 

 

ある日のバイトで、お世話になっていた方から釣りのお誘いを受けたのですが

「河口のアメマスをルアーで釣りたいんだけど、道具がないから貸してくれないか」

との事でした。

 

僕は

「河口のアメマスなら、10g〜のスプーンなんかも投げるだろうし

シーバス用のタックルをメインに使って、ストラディックをこの人に貸そう」

と考え、若干躊躇しながらストラディックを貸し、釣りに出かけました。

 

これが最悪でした。

 

 

釣り場は、干満の差が激しい河口。

その時は干潮で、川沿いの砂場に立って釣りをすることになりました。

 

僕は、アメマスを釣るため夢中になって竿を振っており

しばらくの間、ご一緒した方のことを見ていませんでした。

 

 

1時間ほど経った時、ふと同行者に目をやると

貸したストラディックを平気で砂浜に直置きし、休憩をしているところでした。

 

 

実際、言わなかった僕が一番悪いのですが、

精密に作られているリールを砂に直置きするのは絶対にNG

 

隙間すきまに細かい砂が入り込み、見事にリールが死亡します。

 

 

案の定、発見した時には時すでにおすし。

 

ノブの隙間、ラインローラーなどなど、いたるところに砂が入り

とても使える状態ではなくなってしまいました。

 

ルアー釣りをしない方だから、砂がどうとかいうのは分からなくてもしょうがない。

これは言わなかった自分が悪い。

 

ただ、人から借りた道具を、平気で地面に放置するのはどういうことかと。

 

この時は本当に貸したことを後悔しました。

 

 

もう遅いことはわかりつつも

家に帰って徹底的にメンテナンス。

 

ある程度は回復したものの、万全とはとても言えない状態になってしまいました。

 

 

この時に

「もうダメだ」と割り切って、リールを買い換えるのが賢明だったのでしょうが

なんだか、こんな理由で手放してしまうことが申し訳なくて

結局つい先日まで騙しだまし使い込んできました。

 

しかし、とうとう限界が来た。

ラインローラーからの異音がえげつない。

リール巻くだけでジャリジャリ音がなって、隣の釣り人に見られる始末(笑)

 

「これはもう変えよう。。。」

 

ストラディックに感謝しつつ、買い替えを決意しました。

 

 

さあ、次はどのリールを買おうか。

釣りバカにとって最高の悩みです。

 

まず個人的に、スピニングはシマノ派なので、ダイワは除外。

 

・・・

・・

 

結果、考えて絞り込んだのが

 

・20 ツインパワー 2500shg(ネット価格 ¥36500くらい)

・19 ヴァンキッシュc2500shg (ネット価格 ¥45000くらい)    の二つ

 

 

かなーり悩みました。本当に(笑)

 

 

 

最終的に、決定打になったのは

「ツインパワーのドラグノブが、値段の割にダサい」ことでした。

正直、もう少し頑張って欲しかった。

それ以外については、ハンプラボディもそこまで気にならなかったし

全体的な色合いも嫌いじゃなかったんですが、今回は不合格になりました。

 

 

 

と、いうことで、約50,000円を奮発し、この子が相棒になりました!

 

 

『新たな相棒"19 ヴァンキッシュ c2500shg"』

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全体を黒で染め上げた、暗殺者のような風格。

ところどころに散りばめられた、ナイフのようなシルバーパーツ。

釣り具大好き変態魂が騒ぎます。

 

 

そして、使ってみた感想は・・・

 

「マジでビビるほど軽い」

ことと

「巻き出しが震えるほど軽い」こと。      この二点がとんでもない 

 

 

本当に、初めて持った時、「マジで!?」って声が出ました。

これまでのリールの次元じゃない。

何をどうしたらこんなことになるの?ってレベルでした。

 

 

そして、ハンドルの巻だしの軽さ。

ハンドルに手を添えただけで、非常に軽くそしてスムーズに回り出します。

 

また、惰性でハンドルが回り続けるのではなく、止めたい時にピタッと止まる。

 

この特徴は、僕が好きな渓流ミノーイングでは

非常に大きなアドバンテージとなるはずです。

 

さすがクイックレスポンスシリーズのフラッグシップという感じです。

 

実売価格¥45,000〜¥50,000という恐ろしい価格ですが

本当に心から買ってよかったと思っています。

食費を削ることは大学時代から慣れているのでなんとかなるでしょう。

 

 

『19ヴァンキッシュと共に、新たな釣り人生を』

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社会人になり、今まで到底買えなかった相棒を買うことができる年齢になりました。

 

性能はもちろん、これから見させてくれる夢の大きさも無限大のヴァンキッシュ

 

 

愛車のジムニーと一緒に

日本全国で、最高の釣りの記憶を刻んでくれることを期待したいと思います。

 

 

以上、現場の釣りバカ変態仮面が長々と失礼致しました。

 

ありがとうございました!