南会津のジムニー乗り

南会津をジムニーで駆け回る。地域おこし協力隊の男の話。

AIZU SUMMER SKY FES  ブース出展しました。

最近のブームは

寺尾聰 『ルビーの指環

 

そうね。誕生石ならルビーなの。

会津ジムニー乗り(22)です。

 

 

さて、わたくし

8月29,30日の二日間

福島県猪苗代湖 天神浜オートキャンプ場で開催されました

「AIZU SUMMER SKY FES」に、南会津町の一担当として参加してきました。

 

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磐梯山猪苗代湖・砂浜・ジムニーの組み合わせ・・・・

ああ、なんてかっちょいいの・・・・     

 

 

おおっと。失礼しました。

 

 

まず今回のこのイベントについて、ざっくりと説明しますと

 

会津地方の各市町村が、自慢の食べ物や特産品、クラフト体験やアクティビティをブースとして出展し、まだ知られていない会津の魅力をPRしよう!っていう趣旨のイベントです。

 

ですので

超絶うまい串カツや、悶絶うまいカレーライス、壮絶うまいホットドックなども売られていましたし、ハイパー楽しそうなSUP体験、スーパーやってみたかったファットバイク体験などなど・・・

 

 

正直、普通に客さんとして参加したかったような

ワクワクするイベントでした。

 

 

ただ、何もかも自由に開催とはいきません。

 

全てはあいつのせいです。

 

本来なら、観光客も含めた

たくさんの方々に来場していただきたかったこのイベントですが

今回は福島県民限定。

 

 

さらに入場口では

身分証明書の提示と検温・マスク着用の義務化。

 

会場内では

三密回避の呼びかけとアルコール消毒の徹底が施されました。

 

 

各イベントが軒並み中止になっている昨今ですが

対策に力を入れることで、なんとか開催が叶ったイベントです。

 

 

実際、さまざまな意見があると思います。

 

 

 

んん・・・。難しいとこです。

 

 

コロナが収まったら、はじけ飛んじゃうくらい

思いっきり遊んでやるんだからーーーーーー!!!!!

 

 

夢は大きくです。

 

 

 

話がそれました。

 

 

僕はこのイベントで、南会津町からの出展のうち

「キャンプ体験」「フィッシング体験」

の二つのブースを担当・サポートさせていただきました。

 

各ブースの内容を簡単にご紹介します!

 

 

 

【キャンプ体験】

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キャンプ体験では

 

テントの設営方法と撤収方法をはじめ

薪割りや焚き火の体験など

 

キャンプの基本的なところを体験していただきました。

 

 

また、僕も個人的に利用し

協力隊としても活用法を考え中の「スウェーデントーチ」の火つけも実施。

(画像中央。ブロック上にある赤茶色の丸太がそれ。)

 

 

丸太にチェーンソーで切れ込みを入れただけの簡単なものですが

一度着火すると長時間燃え続け、焚き火としてはもちろんの事

スキレットによる簡単な調理も可能な優れものです。

 

イベントでは実際に

マシュマロやソーセージを焼いてもらいました。

 

これが子供達に大人気。

 

恐ろしいスピードでマシュマロがなくなりました。

いいことだ。

 

お父さん・お母さんにはソーセージが人気。

 

そこにビールがあれば完全優勝って感じでしたね。

僕は担当者なので飲めませんでした。

悔しいので今度個人的に家でやるんでいいです。ぴえん。

 

 

 

【フィッシング体験】

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続いてフィッシング体験。

 

ただ、フィッシング体験と言いましても

実際に魚を釣るわけではありません。

 

実は、このブースの隣で、SUPの体験が行われていました。

 

その真横で、針ギャンギャンのルアーなんて投げようものなら

最悪、人が釣れてしまいます。シャレになりません。

 

 

なので今回は

簡単な道具のセッティング方法や、ルアーの基本的な解説、

沖に設置したブイをめがけたキャスティング体験を行いました。

 

 

正直、魚が釣れないとなると

 

あんまり人は来ないじゃいかな〜なんて高を括っていたのが大間違い。

合計2回の開催で、両方とも満員御礼でした。

 

 

来られるお客さんは、ほとんどが小さいお子さんがいる家族。

 

お父さんにサポートしてもらいながら

みんな頑張ってルアーをキャストしてました。

 

 

また、体験用に準備したルアーも

ジョイントベイト・グラブ・スプーン等

わかりやすい泳ぎをするものを選択。

 

実際にその泳ぎを見た体験者の方々は

 

「本物の魚みたーーい!」

 

「気持ちわる・・・」

 

「キラキラしてるー!」     などなど

 

いろいろな感想も持たれていて

私も楽しませてもらいました。

 

 

【新たな発見】

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さ、そんなところで

 

このキャンプ体験・フィッシング体験ブースを担当してわかったことを紹介。

 

それは

「コロナの影響で、アウトドアへの注目度が爆上がりしていること」です。

 

 

人が集まる屋内は避けたいこのご時世。

 

必然的に

密も比較的避けやすく、風通しも良い”屋外”の活動に注目が集まっています。

 

お客さんと話をした感じ

「この機会に、キャンプの仕方や、釣りの仕方を覚えたいんです!」

って人がかなりいらっしゃいました。

 

ただ、周りに経験者がいない限り

なかなかそのノウハウを教えてもらう機会がないそう。

 

確かにそうですよね。

 

僕なんかは、釣りは言うまでもなく

小さい頃から家族でよくキャンプをしてたし

大学時代も嫌というほどキャンプしましたから

 

今は何も考えずとも道具設営が可能です。

 

 

やっぱり何でも「始めるきっかけ」がないと、なかなか手をつけられませんよね。

 

 

今回のコロナ騒ぎの影響もあり

収束後はとんでもないアウトドア・キャンプブームがきそうな予感がプンプンします。

 

 

もし、今回来られたお客さんの中で

「このブースがきっかけで、キャンプ・釣りを始めました!」

なんて人がいらっしゃったら

 

 

僕はとっても嬉しいなあ。

 

 

【まとめ】 

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今回は、二日間にわたり

とても貴重な体験をさせていただきました。

 

 

自分の技術、経験値の未熟さを再認識するきっかけにもなりましたし

 

なにより

 

アウトドアのニーズの高さを強烈に感じる機会にもなりました。

 

 

ただ、ニーズはあっても

それに答えられなければ、何の意味もありません。

 

 

僕の活動フィールドは南会津

 

良くも悪くも、アウトドアの活用はまだまだこれからな場所です。

 

 

そんな南会津の、これからの活動を考えるにあたって

非常に良い刺激をもらえるイベントとなりました!

 

主催者の方々、出展のお誘いをいただいた方々、来てきれたお客さん達

本当にありがとうござました〜!

 

 

 

今週末はボートで・・・

 

では!

人からお金をいただくということ。

最近お気に入りのお酒は淡麗の350ml缶。

暑くて昼から呑みたい、南会津ジムニー乗りです。

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先日の記事で紹介しました

渓流ルアーフィッシングスクール&フィールドガイド。

 

開講当初は

「3名くらい来てくれたら嬉しいな・・・」なんて思っていたのですが

予想以上に予約のお電話をいただきまして、

 

現在までに6名の方のガイドを担当させていただきました。

また、9月にも、複数名のご予約をすでにいただいております。

 

本当にありがたく、貴重な経験をさせて頂いております。

この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

そんな中、僕は最近

「人からお金をいただくこと」の大変さと、素晴らしさを痛感しています。

 

この感覚は、お給料や、バイト代のそれとは全く異なるような

うまく言葉で表せないものです。

 

地域おこし協力隊という職業と

釣りガイドという立場がなければ絶対に得られなかったこの感覚を

自分自身の整理を含めて、簡単にご紹介しようと思います。

 

 

 

 

『自分のスキルで、お金をいただく。』

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ガイドというのは

自身の技術、知識、安全管理能力等の対価としてお金を頂く仕事です。

 

ですので、利用されるお客様は、担当ガイドの能力に価値を見出し

「この人に頼めば楽しめる!」と期待して、ガイドを願いします。

 

故に、技術が長けていて、人としても面白いようなガイドさんには

たとえ価格が高くても、お客さんは出費をためらいません。

 

 

それに比べて僕なんかは、

会津に移住して半年も経っていないし、ガイド経験も全くないド素人。

なんなら「ガイドやってます」なんて恥ずかしくて口にできないレベルです。

 

だけど

釣りがとっても大好きで、楽しくて

そんな魅力に気づいてない人達が、釣りに出会うきっかけになりたいと強く思います。

 

このパッションと、地域おこし協力隊という立場を活用して

一応”釣りガイド”を名乗っている状況です。

 

 

そんな、端から見れば全然魅力がないような僕にも

 

「南会津のオススメの渓流を案内してください!」

 とか

「ルアーで釣ったことがありません!記念の一匹釣らせて!」

 とか

様々なお客様がガイドを予約してくださいます。

 

 

正直な話、予約のお電話をいただいた段階で

嬉しくて受話器を持つ手が震えています(笑)

 

こんなペーペーにも

お金と時間を割いてくださる方がいる事が、本当に嬉しいです。

 

だから、ガイドの日には

僕が持つものをフル活用し、なんとか南会津を楽しんでもらえるように

全力を尽くしています。

 

 

 

そしてガイド終了後

 

 

「楽しかった!またよろしくね!」

 

「頑張ってね!」

 

 

という暖かいお言葉と共に頂く500円は

 

何よりも重たく、言葉にできない程嬉しいお金です。

 

 

至らぬところもたくさんあり

ご迷惑をお掛けしている部分もたくさんありますが

 

お客様のお言葉に、本当に救われています。

 

 

もっともっと釣りに行って

もっとたくさんの人と出会って

 

自信を持って

「わしは南会津の渓流ガイドじゃーーーーーーーーーい!!!!」

 

って言えるくらいの男になります。

 

 

そして

これから先

 

どんな”ちきおこライフ”を送るかはわかりませんし

どんな生業を持つかも全く分かりません。

 

だけど

今回の釣りガイドを通して得た経験は

間違いなく、今後の人生に生きると思います。

 

自惚れることなく

日々の経験に感謝しながら

会津ジムニーで駆け回りますよ!

 

そろそろジムニーもいじろうかな!!!

では!

南会津 渓流ルアーフィッシングスクール&フィールドガイド開講のお知らせ。

お久しぶりです。

 

先月から、食事をすると唾液腺が腫れ、ひどく痛んでいたので

耳鼻咽喉科に行きました。

 

すると、唾液腺に石がつまり、唾液が渋滞を起こしているそう。

急遽麻酔をかけられ、小さいカッターみたいなやつで石を取り除いてもらました。

 

診察後、腫れはみるみる引いていき

嬉しくなった僕は、その足でラーメンを食べに行きました。

 

バカですよね。

 

腫れの痛みの回復が嬉しすぎて、数分前にメスを入れたことを忘れてるんです。

 

いやーーーあの醤油スープがしみるのなんの。

初めてラーメン屋で泣きました。

 

ってなわけで

今日も元気いっぱいの南会津ジムニー乗りです。

 

 

今回は、地域おこし協力隊のお仕事のご紹介です。

 

私、8月1日〜9月30日(禁漁前日)まで

 

南会津町

”伊南渓流ルアーフィッシングスクール&フィールドガイド”

を開講しております。

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周りを山々に囲まれる南会津には、無数の渓流が流れます。

稲作を支える穏やかな里川から、ガレ場を伝う山岳渓流まで、渓相は様々。

そしていたるところに、元気なイワナやヤマメが暮らしています。

 

でも、そんな恵まれた環境でも、釣りをしたことが無い人が結構います。

加えて、餌釣り等ならまだしも、ルアー釣り経験者なんて数える程しかいません。

 

まあ確かに

ルアーって、結構とっつきにくいジャンルだったりしますよね。

 

「何だか難しそう・・・」

「やってみたいけど、教えてくれる人がいないし・・・」

「場所が全くわからないよ・・・」

 

そんな方々が、新たな楽しみに出会うきっかけになりたいなあって思います。

 

正直、渓流ルアーって、餌釣りやテンカラに比べてかなり難しいです。

枝をかわし、ピンポイントでキャストを決め、見切られないように泳がせる。

どれも難易度が高く、失敗なんて日常茶飯事です。

 

でも、難しいからこそ、釣った時の喜びは半端じゃありません。

心が躍り、脳汁があふれ出ます。

 

そんな喜びを、一人でも多くの方に体験してもらいたい!!

始めるきっかけがないなら、僕にお任せを!!!

 

ってことで今回の企画が動いております。

 

完全マンツーマンのガイドで1日500円。

ビビるくらいの破格です。

地域おこし協力隊の立場だからこそ実現できています。

 

詳細は、Facebookにて紹介しておりますので、

気になる方は是非ご覧ください。

https://www.facebook.com/伊南スポーツツーリズム実行委員会-478670265661520/

 

このガイド企画を含め

最近はありがたいことに結構忙しい日々が続いております。

 

ブログの更新もまちまちになりますが

何卒ご了承ください。

 

それでは!

 

田舎の自然は、近くて遠い。

こんにちは。

 

先日久しぶりに飲み会があって

はりきって参加したら見事にダムが決壊した”南会津ジムニー乗り”です。

 

さて、今回は田舎についての話です。

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僕が住んでいる 南会津町 伊南地域 は

写真を見て分かるよう、控えめに言ってド田舎です。

 

最寄りのコンビニに行くよりも、登山道の方が近い場所。

動物園に行かなくたって、家から5分で猿に会える場所。

 

つまり、自然がすぐそこにある場所です。

僕は、そんな南会津の環境に惚れて移住しました。

だから、週に5日は釣りに行くし、月に2度は山に登ります。

 

そしてその度

「この辺に住んでいる人は、いつも自然の遊び場があったのか〜。うらやまし〜。」

なんてボヤーっと考えていました。

 

しかし

 

最近になって、この考えが間違いだったことに気付き始めています。

 

というのも

職場の方々や、地域の方とお話していると出てくるこの話題。

 

「この辺の人達、特に子供達は釣りしねえんだよなあ。」

 

最初は”は???”って思ってました。

 

こんなに最高な川があって、山に入れば無数の沢が流れているのに

釣りをしないとはどういうこっちゃと。

 

 

だけど、落ち着いて考えてみるとそうかもしれない。

 

僕から見れば、南会津の自然は「遊び場」だけど

地元の人にとって南会津の自然は「生活の場」。

 

自分の生活と近すぎる自然って

その存在が当たり前すぎてなかなか注目されない気がします。

灯台下暗しってやつでしょうか。

 

現に僕がそうでした。

 

大学進学で移住した北海道の釣りスポット、山遊びスポットはかなり把握している。

自然を活用する任務で移住した南会津の遊び場も、かなりのペースで発掘している。

 

だけど

 

地元青森の自然って、正直海釣りスポットくらいしか知らない。

というか釣りという趣味を持たなかったら、本当何も知らないと思います。

 

 

そして、この”近くて遠い自然”現象は

年代によって差があることもなんとなくわかってきました。

 

 

僕の親世代(40〜50代)の方に話を聞くと

少年時代はよく川に魚を突きに行ったり、遠足で山に登ったりしていたそう。

だから、思い出の場所もたくさん知っているし、遊び方も熟知している。

 

だけど、最近の子供達は

先に述べたように、自然の遊び場をあまり知らない。

すぐそこに最高の自然があるのに。

 

おそらくその根底には

安全規制の高まり(子供だけで川に行くな!)とか

ゲームの普及、親世代の子育て方針の変化等があるのでしょう。

 

しょうがないっちゃしょうがない。

 

だけど、ものすごく勿体無い。

 

学校が終わったら半袖短パンで遊びに繰り出し

全身どろんこで帰ってきて母ちゃんに叱られる

 

こんな生活ができるなら

絶対にそうさせてあげるべきだと思うんです。

 

現に僕がそうやって育って

「最高の少年時代だったな」と感じているから。

そしてその影響で、現在の仕事に巡り合っているから。

 

 

だからこそ、ここで地域おこし協力隊の出番かも??って最近強く感じます。

 

 

南会津町に縁もゆかりも無い僕だからこそ

価値を感じられる自然があります。

 

そんな僕が何かアクションを起こすことで

地元の人達にとって”近くて遠かった”自然を

少しでも”近くて近い”自然にすることができると思っています。

 

 

そして特に、釣り人というのは土地への愛着が強い。

 

 

「ここは俺だけの秘密の場所」だとか

「雨が降ったらこのポイントが釣れる」とか。

 

幸い僕は、釣りに魂を売った釣りバカですので

子供達や地元の人たちと自然の距離を近づけるためにも

 

釣りを活用して面白い活動ができないか模索中です。

 

コロナの影響でかなりの制限を受けている地域おこし協力隊1年目ですが

できることを必死に、そして自由に取り組んでいこうと思っています。

 

少し真面目に書いてみました。

ありがとうございました!

2020年 伊南川スーパーヤマメ 釣果報告

こんにちは。

梅雨入りのせいで天パに拍車がかかる南会津ジムニー乗りです。

 

さて、今回は釣果報告をしたいと思います。

 

 

僕が地域おこし協力隊の活動拠点としている場所は

 

福島県 南会津町 伊南(いな)地域”

 

周りを山に囲まれ、無数の渓流が流れる

アウトドア好きには天国のような場所です。

 

そして、伊南地域といえば何と言っても

集落沿いを流れる伊南川が有名です。

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伊南川は全国でも有数の鮎釣りのメッカ

 

7月中旬の解禁日以降

全国から鮎釣り師が訪れ、腰上まで水に浸かりながら

清流の女王との出会いを楽しみます。

 

先日も、漁協さんにお願いして

鮎の放流を見学させていただきました。

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そしてもうひとつ

伊南川を語る上で外せないのが・・・

 

”伊南川 スーパーヤマメ” です。 

 

豊富な水量、綺麗な水質に恵まれた伊南川では

銀ピカに輝く、通称”伊南川 スーパーヤマメ”が生息しています。

 

 

このスーパーヤマメを釣りたくて

土日なんかには朝4時過ぎから県外ナンバーの車が川沿いに並びます。

 

 

そんな、釣り人憧れの川が近くにあって

釣りバカの私が黙っているはずありません。

 

 

新たな相棒ヴァンキッシュと共に

2020 スーパーヤマメを狙ってきました。

 

 

「釣行1日目」

この日は、朝から小雨が降りつづく、”これぞ梅雨”って感じの日でした。

 

16時半に仕事を終え、ポイントに直行。

 

堰堤、深み、瀬が連続するメジャーポイントです。

前日に釣り人が入っているのを確認したので

かなり厳しいことは覚悟の上で入りました。

 

使用タックルは

 

ROD:SHIMANO Trout Rise 56SUL

REEL:19 Vanquish c2500SHG

LINE:フロロ5lb          

 

 

メインが渓流なのでこのロッドしかありません(笑)

 

本流を攻めるにはあまりにも頼りないロッドですが

北海道で48cm本流レインボーをあげているのでなんとかなるでしょう。

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一発目に結んだのは”FH DEVELOP SHELL 5g グリーンヤマメ”(上、一番左)

 

 

上流側にキャストし、リフト&フォールを混ぜながら流していきます。

 

まず、流芯を流すも、反応はなし。

 

次に、対岸の瀬をドリフトさせながら通します。

出そうな雰囲気はプンプンするのですが、残念ながら反応なし。

 

次、下流側にルアーをキャストして

ダウンクロスで大岩の側を通してやると

 

岩陰から35cmほどの魚影がチェイス

やる気はそこそこあるようで、かなり足元まで追ってきます。

 

しかし、残念ながら最終的に口を使うまでには至らず・・・。

 

 

”いるとこにはいる”事が分かったので

 

テンポよく上流に向かってランガンします。

 

ここで、ルアーを”スミス D-コンタクト 50mm ヤマメレーザー”にチェンジ

 

深みの反転流、大岩のえぐれ、堰堤の下など・・・・

1時間ほど徹底的に探りましたが、なかなか反応が得られない。

 

気がつくと、ポイントの折り返し地点に到達します。

 

ここは、川幅が広くなり、トロ瀬が連続する場所。

 

再びルアーを"DEVELOP SHELL”に変更し

 

トロ瀬の中をドリフトさせながらゆっくり巻いてきます。

 

すると、ルアーが「モワッ」と重くなり

ゴミかと思って回収したところ

 

10cmほどのチビヤマメがヒット(笑)

 

放流モノではなく、ヒレもピンッ!!としていたので

自然繁殖が進んでいることに嬉しさを感じつつ、リリース。

 

その後は、反応を得られないまま、気づけば時刻は18時。

 

「今日はもうダメだな・・・」

 

と諦めながら、最初のポイントに戻ってきました。

 

と、ここで、本流筋とは別に流れる

ゆる〜い流れをチェックしていないことに気づきました。

 

本流スーパーヤマメをイメージしすぎて

完全に頭の中から除外していたポイントです。

 

おそらく、他の釣り人も打たないだろうなって感じの場所でした。

 

お試しがてら、キャストしてみることに。

 

下流側に着水後

流れに任せながらゆーーーーっくり巻いてくる。

 

・・・・

・・・

・・

 

ゴンッ!!!!

 

 

この挑戦が、ある意味(?)正解。

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30cm 伊南川スーパー”放流”ヤマメをキャッチ(笑)

 

尻尾を見て笑ってしまいました。かわいい。

 

まあ、この緩い流れに本流ヤマメはつかないよね・・・(笑)

 

 

だけど!!

嬉しい一匹でした!

 

 

だんだんと空が薄暗くなってきたので、この日はここで終了です。

 

「釣行2日目」

この日も、16時30分に仕事を終えポイントに直行。

 

前回同様、小雨がシトシトと降る天気模様です。

 

今回入ったポイントは

 

上流から川幅が急激に狭くなり

岩盤沿いを深く急な流れがえぐる場所。

 

さらに岸沿いにはオーバーハングが多数あり

蝉ルアーのトップでイワナが出そうな雰囲気も。

 

 

しかし、今回の狙いはあくまで本流スーパーヤマメ。

 

前日に反応が良かった”DEVELOP SHELL"を結び、下流側から釣りを開始。

 

 

アップにキャストし、リフト&フォールを繰り返しながら下流に流します。

 

 

雨の影響か、若干青白く濁った水に

チャートグリーンがよく膨張します。

 

おそらく、あまりタイトに攻めを変えなくても

魚はルアーに気づいてくれるだろうと予想。

 

キャストしては一歩前進を繰り返しながら

どんどん釣り上がっていきます。

 

 

しかし、予想はあくまで予想でしかなく

なかなかヤマメの反応が得られません。

 

「おかしいな・・・いないはずはないんだけど・・・」

 

 

ここで、対岸から細い流れ込みが合流するポイントに到着。

 

 

対岸にフルキャストし、流れ込みの中にスプーンを入れたら

弱めのトゥイッチを入れながら本流に合流させます。

 

 

そして、スプーンが本流に馴染んだあたりで

 

 

 

 

ガツンッッ!!!

 

 

 

 

最高に気持ち良い、トラウトらしい明確なバイト。

 

 

すかさず合わせを入れた瞬間、すごい勢いでドラグが出されます。

 

 

 

水中にストラクチャーがないことは確認ずみだったので

焦らずゆっくり、魚の引きについていきます。

 

 

 

ここで気づいたのが、ヴァンキッシュのドラグ性能の素晴らしさ。

 

滑らかなのは言うまでもなく、かといってダラダラと出続けるわけでもない。

必要な時に、必要な分だけ仕事してくれる感じです。

 

マジで感動しました。

 

そんなヴァンキッシュにも助けられながら

落ち着いて魚をいなし、やっとこさネットイン。

 

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ヒレピン銀ピカ伊南川スーパーヤマメ!!



 

 

かけた時は「40cmあるんじゃ・・!?」とも思いましたが

実際のサイズはそこまで大きくありませんでした。

 

ただ、体高が素晴らしい。そして肉厚。

尾びれも芸術的にピンッと張り

まさに野生を生きる本流ヤマメ!

 

 

やっぱり、本流の魚は恐ろしく引きます。

 

このサイズであの引きなら、30、40cmクラスになるとどうなるんだ・・・?

 

考えるだけでワクワクします。



 

久々に、魚を釣って震えました。

そのくらい、私にとって感動的な体験でした。

 

 

出会いに感謝し、再会を願ってリリース。

 

 

結局この後ヤマメは釣れず

この魚のみの釣果となりました。

 

 

「まとめ」

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今回は2日間で、おチビを含めて計3匹のヤマメ出会うことができました。

 

 

運が良かったのはもちろんのこと、

他の釣り人がミノーを投げ倒してる中で、スプーンを選んだことが

いい結果をもたらしたように感じます。

 

 

そして

 

 

実を言うと、巷では

 

「豪雨災害の影響で、伊南川は釣れない川になってしまった」

 

と噂されていました。

 

 

確かに、川底には砂がたくさん溜まっているし

川岸には多くの流木が引っ掛かっています。

 

 

だけど

 

たしかに魚たちは伊南川にいて

私たち釣り人を楽しませてくれています。

 

 

 

この素晴らしい生態系を壊さぬよう

そして

より多くの人に伊南川を楽しんでもらえるよう

 

 

一人の釣り人としてできることをやっていきたいと思います。

 

 

 

 

そんな、地域おこし協力隊の釣果報告でした!

ありがとうございました!!

15ストラディックの不運と新たな相棒

お久しぶりでございます。

会津ジムニー乗りでございます。

 

県をまたぐ移動制限が解除され

日本も徐々に活動的になってきましたね。

 

その影響もあり、地域おこし協力隊の私は

南会津町のアウトドア観光地(登山道、遊歩道などなど)の整備・美化活動がラッシュ。

 

なかなかブログも更新できずにいました。

 

今回は、ある程度の仕事が落ち着きましたので

これまで書けなかった、釣りに関する記事を書いていこうと思います。

 

 

 

まず

一概に釣りと言っても多くの種類がありまして

 

僕が専門にしている釣りは、”ルアーフィッシング”。

 

海ではメバリング、アジング、ロックフィッシュ、ショアジギングなどを。

川では渓流〜本流トラウトを。

湖ではレイクトラウト、バスを。

 

様々な種類の魚たちをルアーで狙うために、各地を駆け回ってきました。

 

 

そして、釣りというのは道具も非常に深く面白い世界。

 

安いものから信じられない程高いものまで様々で

 

釣り人達は、自分の好みや経済事情とにらめっこしながら

お気に入りの道具を購入し、週末のわずかな時間を噛み締めています。

 

 

 

そんな釣り道具の中でも、特に

釣り人にとって大切な相棒となるものが”リール”です。

 

決して安いものではないのですが

 

世界の釣りバカ達は

より大きな魚を釣るため、より快適な釣りをするために

リールに対しては非常に繊細なこだわりをお持ちの方が多いです。僕も然り(笑)

 

 

そんな私、先日4年ぶりにリールを変えました。

また、新たな相棒を迎えるにあたり

人生初ボーナスも相まって、相当”奮発”しました。死にそう。

 

そこで今回は、先代のリールとの思い出と

新たに迎えたリールの紹介を、簡単にしていこうと思います。

 

 

『4年間相棒だった”15 ストラディック2500s”』

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アメマスとストラディック(北海道)

生まれ育った青森県を離れ、北海道の大学に入学した4年前。

 

アルバイトができるようになり、夜な夜な居酒屋でビールを運ぶ毎日。

 

お金を稼ぐ大変さを痛感しながら、頂いたバイト代を握りしめ釣具屋へ。

 

当時デビューしたてだった"15 ストラディック 2500s"を購入しました。

 

 

その頃は、ロックフィッシュをメインに釣りをしていた私。

ライトゲームを楽しみたいが、不意の道産子モンスターにも耐えるリールが欲しかった。

 

ネット情報を調べまくり、釣具屋の店員さんとも相談し、ストラディックを購入。

 

中級クラスのリールを使用したことがない私にとって

その性能は感動そのものでした。

 

巻の滑らかさ、ドラグの滑り出し、音、どれも未知の領域。

 

さらに、シルバー主体の変に飾らないデザインが

「どんな釣りでもこなしちゃうぞ!!」って感じがして、心が踊ったのを覚えています。

 

 

それからというもの、毎日のように、ストラディックと一緒に釣りに出かけました。

 

1gジグ単でガヤ(エゾメバル)と遊んだり、ライトテキサスで尺越えソイと勝負したり。

挙句の果てには、大学構内に池に住む70overの鯉と30分格闘したりもしました(笑)

 

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そんな最高の思い出を刻んでくれたストラディックに

突如最悪の悪夢が訪れます。

 

 

ある日のバイトで、お世話になっていた方から釣りのお誘いを受けたのですが

「河口のアメマスをルアーで釣りたいんだけど、道具がないから貸してくれないか」

との事でした。

 

僕は

「河口のアメマスなら、10g〜のスプーンなんかも投げるだろうし

シーバス用のタックルをメインに使って、ストラディックをこの人に貸そう」

と考え、若干躊躇しながらストラディックを貸し、釣りに出かけました。

 

これが最悪でした。

 

 

釣り場は、干満の差が激しい河口。

その時は干潮で、川沿いの砂場に立って釣りをすることになりました。

 

僕は、アメマスを釣るため夢中になって竿を振っており

しばらくの間、ご一緒した方のことを見ていませんでした。

 

 

1時間ほど経った時、ふと同行者に目をやると

貸したストラディックを平気で砂浜に直置きし、休憩をしているところでした。

 

 

実際、言わなかった僕が一番悪いのですが、

精密に作られているリールを砂に直置きするのは絶対にNG

 

隙間すきまに細かい砂が入り込み、見事にリールが死亡します。

 

 

案の定、発見した時には時すでにおすし。

 

ノブの隙間、ラインローラーなどなど、いたるところに砂が入り

とても使える状態ではなくなってしまいました。

 

ルアー釣りをしない方だから、砂がどうとかいうのは分からなくてもしょうがない。

これは言わなかった自分が悪い。

 

ただ、人から借りた道具を、平気で地面に放置するのはどういうことかと。

 

この時は本当に貸したことを後悔しました。

 

 

もう遅いことはわかりつつも

家に帰って徹底的にメンテナンス。

 

ある程度は回復したものの、万全とはとても言えない状態になってしまいました。

 

 

この時に

「もうダメだ」と割り切って、リールを買い換えるのが賢明だったのでしょうが

なんだか、こんな理由で手放してしまうことが申し訳なくて

結局つい先日まで騙しだまし使い込んできました。

 

しかし、とうとう限界が来た。

ラインローラーからの異音がえげつない。

リール巻くだけでジャリジャリ音がなって、隣の釣り人に見られる始末(笑)

 

「これはもう変えよう。。。」

 

ストラディックに感謝しつつ、買い替えを決意しました。

 

 

さあ、次はどのリールを買おうか。

釣りバカにとって最高の悩みです。

 

まず個人的に、スピニングはシマノ派なので、ダイワは除外。

 

・・・

・・

 

結果、考えて絞り込んだのが

 

・20 ツインパワー 2500shg(ネット価格 ¥36500くらい)

・19 ヴァンキッシュc2500shg (ネット価格 ¥45000くらい)    の二つ

 

 

かなーり悩みました。本当に(笑)

 

 

 

最終的に、決定打になったのは

「ツインパワーのドラグノブが、値段の割にダサい」ことでした。

正直、もう少し頑張って欲しかった。

それ以外については、ハンプラボディもそこまで気にならなかったし

全体的な色合いも嫌いじゃなかったんですが、今回は不合格になりました。

 

 

 

と、いうことで、約50,000円を奮発し、この子が相棒になりました!

 

 

『新たな相棒"19 ヴァンキッシュ c2500shg"』

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全体を黒で染め上げた、暗殺者のような風格。

ところどころに散りばめられた、ナイフのようなシルバーパーツ。

釣り具大好き変態魂が騒ぎます。

 

 

そして、使ってみた感想は・・・

 

「マジでビビるほど軽い」

ことと

「巻き出しが震えるほど軽い」こと。      この二点がとんでもない 

 

 

本当に、初めて持った時、「マジで!?」って声が出ました。

これまでのリールの次元じゃない。

何をどうしたらこんなことになるの?ってレベルでした。

 

 

そして、ハンドルの巻だしの軽さ。

ハンドルに手を添えただけで、非常に軽くそしてスムーズに回り出します。

 

また、惰性でハンドルが回り続けるのではなく、止めたい時にピタッと止まる。

 

この特徴は、僕が好きな渓流ミノーイングでは

非常に大きなアドバンテージとなるはずです。

 

さすがクイックレスポンスシリーズのフラッグシップという感じです。

 

実売価格¥45,000〜¥50,000という恐ろしい価格ですが

本当に心から買ってよかったと思っています。

食費を削ることは大学時代から慣れているのでなんとかなるでしょう。

 

 

『19ヴァンキッシュと共に、新たな釣り人生を』

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社会人になり、今まで到底買えなかった相棒を買うことができる年齢になりました。

 

性能はもちろん、これから見させてくれる夢の大きさも無限大のヴァンキッシュ

 

 

愛車のジムニーと一緒に

日本全国で、最高の釣りの記憶を刻んでくれることを期待したいと思います。

 

 

以上、現場の釣りバカ変態仮面が長々と失礼致しました。

 

ありがとうございました!

純正JB23に185/85/r16のタイヤを履かせた。

こんにちは

先日10万円の給付金が入り、もはや跡形もなく消えてしまった

会津ジムニー乗りです。

 

 

なぜ10万円が早々に消えたかとういと・・・

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こいつのせいです。

(青いのは保護剤です。本当は白い文字)

 

夏タイヤアルミホイールを購入しました!

 

〈タイヤ〉

TOYO OPEN COUNTRY R/T  185/85/r16   ホワイトレター

(ネットで購入)

 

〈ホイール〉

5ZIGEN J-CROSS   ブラックポリッシュ 16インチ 

(ネットで購入)                           合計 ¥98500

 

 

 

 

しかし、このタイヤを履かせるにあたり、一つ問題がありました。

 

というのも、純正のJB23ジムニーについているタイヤのサイズが、175/80/r16

そして、今回僕が購入したタイヤのサイズが、185/85/r16

 

つまり、純正よりもデカくて太い。

 

 

このタイヤをそのままジムニーに履かせると

フロントタイヤハウス内にある

フレームの一部に干渉してしまい、ハンドルが切れなくなってしまいます。

 

さらに、リアタイヤハウス内にある"l l"マークのフレームもカットしないと

ホイールをガリガリに削りかねないらしい・・・

 

困ったこまったどうしましょう

 

 

 

よし。

 

 

 

バッサリとフレームをグラインダーでカットおおおお!!!

 

 

 

そしてカットした部分に、補強パーツとして

 

 

〈APIO あたらず君〉   を装着ううう!!(楽天で¥4000なり)

 

 

準備が全て整い、お世話になっている車屋さんにて

バランスを取ってもらった後に、無事装着することができました!

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タイヤがでかくなりましたので、あまりにもデコボコな道を爆走すると

車体に干渉してしまうそうなのですが、そこまで攻めたことはしないので一安心。

 

リフトアップするとこの心配は解消されるそうなので

いつかは3インチくらい上げたいなあ(何百年後になるのやら)

 

 

今回の足回り購入で、ガラッと車のイメージが無骨になりました!

 

性能面も向上しており、さすがはR/Tタイヤって感じ。

林道に入った時の、泥を掴んでグイグイ進む感じはカナーーーリ感動します。

 

 

毎日の運転が楽しみになって、とても良い買い物をしたと思ってます。

 

 

さらに、今月末はボーナスが入るらしい・・・・・・

 

 

ニヤニヤ・・・・・

 

ニヤニヤニヤニヤ・・・・・

 

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ・・・・・・・・・           それでは!